かくりよの宿飯

用語集

  • 二期
  • 一期

銀天街(ぎんてんがい)(地名)

天神屋と境界の岩戸がある小山を繋ぐ大商店街。盛大な七夕まつりが有名。
鬼門の地の特産品である食火鳥のとり天を扱う天満食堂を始め、星ケ枝餅が有名な甘味屋・星枝、天神屋でも茶葉を仕入れている香椎茶園など、人気店が軒を連ねる。
土産物としては、鬼のお面が人気。

ろくちゃんのさくらんぼジュース(道具)

葵が作ったさくらんぼ味のアイスの材料。
ろくちゃんとは、水巻農園を経営するろくろ首・六助のこと。
さくらんぼ以外にも各種野菜を育てており、天神屋の仕入先となっている。

妖都新聞(ようとしんぶん)(道具)

妖都で発行され、隠世の各地で読まれている新聞。
大旦那が妖都に訪れた際に葵を婚約者として宣言した騒動を“鬼嫁あらわる”という記事にして知らしめたことからも、隠世への影響力の強さが伺える。
人気作家・薄荷坊のコラムも連載中。

鬼門岩戸神社(きもんいわとじんじゃ)(地名)

境界の岩戸を祀る神聖な神社。
銀天街の先にあり、長い石段の上に赤い鳥居を構えている。
恋愛成就から商売繁盛まで、広く縁結びのご利益があるという。

天神屋(てんじんや)御庭番(おにわばん)(設定)

天神屋の庭掃除から、要人の身辺警護、いざというときの外敵対策までを行う。
代々かまいたち一族の家業で、大旦那の護衛はサスケの父であるサイゾウの担当。
言葉の語尾に“ござる”をつけるのが習わしとなっているが、まだ若い見習いの御庭番たちは忘れてしまうことも。

天神屋(てんじんや)のお帳場(ちょうば)(場所)

天神屋の経理、会計、財務などを取り仕切る部署。
経理事務員たちもエリート揃いで、お帳場長補助の千鶴なども勤めている。
ちなみに隠世の金銭単位は“蓮(れん)”。

裏山(うらやま)足湯(あしゆ)(場所)

鬼門の地は温泉地であるため、天神屋では大浴場のほかにも、竹林の裏山に足湯の施設を備えている。
赤い色をした“朱ノ泉”の温度は65度、90度、100度以上とあやかし仕様。
温泉卵なども作られている。

(しろ)いお(めん)(道具)

葵の記憶にある、かつて葵を空腹から救ったあやかしが着用していた面。
夕がおを訪れた作家・薄荷坊が似た面を持っていた。
鬼門の地ではあまり見られないが、南の地の土産物としてポピュラーなものらしい。

妖王家(ようおうけ)(設定)

妖都の中心に住む妖王と、その一族である貴族たちの総称。
千年以上の歴史を持ち、八葉制度のもとに隠世全土を治めている。
夕がおを訪れた縫ノ陰は、現妖王の従兄弟にあたる。

異界珍味市(いかいちんみいち)(場所)

東の地で開催されている、異世界の食材を取り揃えた市場。
現世のものだけでなく、常世などの食材も扱っている。
東の地は隠世において異界との交流が最も盛んなため、このような市場の開催が可能であるという。

八葉夜行会(はちようやこうかい)(設定)

隠世の八つの地を治める八葉たちが、妖王の招集に応じて一堂に会する重要な集会。
八葉のほか、妖王に右大臣、左大臣なども出席し、隠世の今後について議論を行う。
どんな大妖怪であっても、この会をないがしろにすることはできない。

隠世(かくりよ)()(もの)(設定)

隠世で作られた食材や料理には、妖的な成分・霊力のようなものが宿っている。
それを食べ続けることで、本来は普通の人間も、少しだけあやかし的な存在に近くなっていく。
縫ノ陰の妻・律子が実際の年齢よりも若く見えるのはそのため。

羽衣(はごろも)(道具)

妖都の上流階級、宮中の女性が身にまとう装身具。
年季の入った羽衣は艶めきをまし、霊力を溜め込んで、良い品物になるという。
葵が律子に託されたものは七星羽衣といい、かつて隠世に降り立った高天原の女神が身につけていたという逸話を持つ。

あやかし(ごの)みの話題(わだい)(設定)

長い時を生きるあやかしは、刺激や娯楽を求め、物語性を好む傾向を持っている。
大旦那が人間の娘と結婚したニュースや、薄荷坊のコラムに求心力があるのも、そういった気質によるところが大きい。同時に熱しやすく、冷めやすくもある。
史郎が一世を風靡したのも、あやかしを飽きさせなかったからと思われる。

乾パン(かんぱん)(設定)

現世の食べ物。
サスケが史郎に一般的なパンと教えられていたもの。
缶に入り、小さくて四角くて固く、パサパサしている。

文通式(ぶんつうしき)(道具)

隠世の通信機器。
社型のパネルにペンで文字を書くと、メールのやりとりのようにメッセージを送れる。
天神屋の客室には黒電話とともに備え付けられている。

大旦那(おおだんな)出張(しゅっちょう)(設定)

大旦那は八葉夜行会への出席以外にも、現世への出張で天神屋を留守にすることがしばしある。
その際には現世でしか手に入らないものを購入したり、天神屋の経営の参考になりそうな施設を視察したり、旧友と会ったりしている。

鬼門温泉(きもんおんせん)(地名)

鬼門の地の温泉の総称。美肌効果、傷・病の治療などの効能がある。
天神屋では地下から汲み上げた源泉かけ流し。
季節により甘夏風呂などサービスも行っている。

泉術(せんじゅつ)(設定)

静奈が使う湯守としての妖術。
あやかしにとって温泉は単なる娯楽ではなく、霊的に崇高な行為、力の源となるような活用法があるとされる。
術によって泉質を向上させたり、温泉の効能を込めた湯薬作りなどにも行われる。

氷柱女(つららおんな)氷屋(こおりや)(設定)

隠世の料理人にとって必須の、冷蔵管理を行っている業者。
天神屋の御用達は古賀氷堂。夕がおで使っている冷蔵庫のメンテナンスなども行う。
氷女の製氷する氷は普通の氷よりも長持ちし、十センチ四方のものを置くだけで夏場も3日ほど快適に過ごせる。
かき氷にもオススメ。

天神屋(てんじんや)地下工房(ちかこうぼう)(場所)

天神屋のインフラ設備の整備を担当している部署。縁の下の力持ち。
石鹸や整髪剤など温泉グッズの開発から、明かりや火の元となる鬼火の維持、薬湯の研究、温泉饅頭や梅ザラメせんべいなどの土産物開発まで、なんでも作る。
職人の鉄鼠たちが馬車馬のように働いていたりいなかったりする。

(あおい)料理(りょうり)(設定)

ごくごく普通の家庭料理。
あやかしと渡り合う手段として、史郎から教えられていたという経緯もあるが、史郎について全国を転々としていたことでレパートリーが増えていったと思われる。
隠世に来たことで、あやかしの霊力を回復する力を持っていたことが判明する。